【海外の反応】どうしてアメリカの自動車価格はこんなに高騰しているんだ？ : JDM速報　海外の反応

アメリカのクセ強めクルマ系YouTuberのスコッティ・キルマー氏による、「クルマの価格はクレイジーなほど高くなり、誰にも買えなくなった」という動画に対する海外の反応です。

↓↓↓以下、海外の反応↓↓↓

・10年前なら、5,000ドルも出せば程度のいい中古のトヨタカムリが買えたもんだ。

　↑そうそう。ローンなんか組まずキャッシュで買ったんだ。全ては変わってしまった。自分はまだ新車を買う事を拒否しているよ。その分の価値が感じられないからだ。

・その通りだ。我々のような中流～下層階級が欲しいのは50,000ドルもするようなクルマではなく、ヒーター付きのビーター（Beater：ボロいクルマのこと）だ！

　↑Beaters with Heatersか、ナイスだ。良心的な中古車販売店の名前みたいだね。

　↑ここアリゾナではエアコンとヒーター付きのビーターが必要だ。

・法外に高い価格に対する不満をさらにブーストさせているのは、クルマはもはや長持ちするように作られていないという事実だ。小排気量エンジンにターボを付け、それをデカいSUVやピックアップトラックに搭載するというトレンドはクソだ。今日の消費者は実際に払った金額にまったく見合わないものしか手に入れることができない。

・スターターカーやスターターホームというものはもう存在しない。これがグレートリセットか。

・自分が住んでいる所ではクルマが必須だ。公共交通機関なんてものはないし、冬は雪と氷で閉ざされるし、町まで何マイルも離れている。自転車専用レーンなどというものもない。以前はサイドカー付きのバイクでなんとか凌いでいたけど、マイナス18℃のブラックアイスバーンを職場まで16kmも走るというのは楽しい経験じゃなかった。

　↑カナダでは、バンクーバー以外はクルマが無いと生活できないな。皮肉なことに、実際に外を歩ける最も暖かい都市がいちばん公共交通機関が充実しているんだよね。国の残りの地域は、市内の15%をカバーする公共交通機関がかろうじて機能しているという程度だ。

・2010年式のホンダフィットに乗っているが、このクルマにはできるだけ長く乗り続けるつもりだ。新車には自分にとって不必要な装備がたくさん付いているからね。

・2016年式の日産パスファインダーを手放したんだが、20,000ドルで売れたよ。新車で買った時は40,000ドルだったんだ。走行距離は少なめで、売った時は35,000kmそこそこだった。2002年式のカローラはまだ所有しているよ。こっちの走行距離は400,000kmを超えている。このクルマはぶっ壊れるまでキープするよ。

・このご時世でクルマを買うというのは経済的に悪い決断だと思う。選択の余地がない人もいるだろうけど、「クルマの時価額以上に修理代がかかる」という議論は徐々に消えつつある。これは整備にとっていいことだ。くだらない新車に60,000ドル払うよりは、1,000ドル払って今乗っているクルマを修理した方がマシだ。それと、もし中型SUVを買おうとしている人がいたら、考え直してセダンを選んだほうがいい。トランクにはたくさん荷物が積めるし、車両価格もずっと安く済む。

・クルマのローンを完済した自分をとても誇りに思ってた。月々の支払がないってのは素晴らしい事だ。でも、自分が乗っている2013年式の日産アルティマのCVTは、走行距離が160,000kmを超えたあたりから異音を発するようになった。またクルマ関係の支払いが必要になってしまった。どれだけ稼いでいても、クルマってやつはお構いなしに金を食いつぶす。自動車ローンを組む代わりにUberを利用するのは理にかなっているかもしれないが、まさかそうなるとは考えた事もなかったよ。

　↑その通りだな。自分は毎月、クルマの支払いと保険料で700ドル払ってる。他の人に比べたらマシな方だと思うけど、毎月それを貯金出来たら、かなりの額を蓄えることができるだろうな。

・人々はどうやって住宅ローンと2台のピックアップトラックの自動車ローンを払い、その他生活の全てを賄っているんだろう。自分にはわからないよ。クレジットカードに頼りきりで生活するのは危険だ。そのうち干からびてしまうよ。

・自分は今の新車を買うのも、中古車を買うのも拒否するよ。今乗ってる古いクルマを直しながら乗り続けるね。走行距離300,000km以上の中古車に7,000ドルなんて出せないよ。

・10年落ちのカムリとアコードでも15,000ドルするもんなぁ。

・2019年にCarMaxで3年落ちのカローラを14,000ドルで買ったよ。今同じ条件のクルマを探すと14,000ドル以上の値段が付いているんだ。

・クランクウインドウや手動で調整するドアミラーを復活させたらどうかな。そういう昔ながらの機能は安上りだし、どうにかなってもオーナーが修理することができる。

・ジェイ・レノ（アメリカの有名な司会者。大のクルマ＆バイク好きとしても有名）は数年前、「いいものだったら人々は買うだろう」と言っていた。EVは優れているわけではないし、価格も高いし、航続距離も制限がある。充電の問題だってある。それらの問題が解決されるまでは、トータル売上の5～10%くらいしか占められないだろう。