アメリカのニュース専門CATV局のCNBCによる、同名の動画に対する海外の反応です。












↓↓↓以下、海外の反応↓↓↓





・単なる「EVメーカーの失敗」というよりも、もっと広範囲にわたる話だな。そもそもEVに限らず自動車産業に参入するのは非常に難しいんだ。自動車業界にはそういう失敗はたくさんある。EVもその範疇にあるが、EVブームが一時的にそれを遮断しているだけだ。人々がテスラのしたことを目にして、自分もできると思い込むけどそうそううまく行くものではないんだ。
 ↑本当の疑問は、そもそもなぜこんなにもEVに新規参入者がいるのかって事だ。トップダウンで義務付けられたESG(環境、社会、ガバナンス)投資の機会と政府による魅力的な補助金、そして世界中の義務に対する需要があったからだと思うが、何か大事なものを忘れていると思わないか?そう。消費者だ。




・アメリカのビッグ3と呼ばれる自動車メーカーが存在する前には、数百もの小規模な自動車メーカーがあった。細かく分裂していて過酷な業界だったんだ。EVでも同様のパターンが見られる。統合する時が来た。マーケットにおける進化論だ。
 ↑これは自動車業界全体に広く当てはまる。新規に参入するのは非常に難しい市場だよ。




・「参入障壁」という言葉がある。クルマを作るのはとても難しいんだ。長年の経験が必要だし、組み立てラインや配送の仕組みだって必要だ。長年にわたる信頼と大量の流動資産が必要なんだ。




・中国のサプライチェーンがなければ、コストは非常に高くなる。




・EVメーカーはEV内部の高度の技術の開発に最大の資金を投入しているが、基本的なキーを備えていて一般的な急速充電器が使える、航続距離が800kmのEVを作るだけでいい。そういうのが出たら飛ぶように売れると思う。
 ↑ICEメーカーもそのナンセンスを実行し始めている。自分が欲しいのは、新車で20,000ドル程度で買えて、400,000km以上を故障なく走れる機能的なクルマだ。エンジンのスペックは気にしないし、ハデなインフォテインメントシステムは不要だ。そして自分のクルマをインターネットに接続したり、自分のデータを販売されたりはしたくない。何も難しい事ではないんだがな。




・クルマを作るのは、検索エンジンやSNS広告、携帯電話を作るよりもはるかに複雑であることが分かったかな。公共安全法があることを神に感謝します。




・実際、これらのEVスタートアップ企業は借入コストが実質的にゼロだった「フリーマネー」の時代に生まれ育ったため、投資家はこの機会を利用してあらゆるスタートアップに多額の投資をしたんだ。リビアンを例に挙げてみよう。ある時点で、リビアンの株価は顧客に1台も納車していないのに1株あたり100ドルで推移していたが、1株が8.5ドルまで下がった。そして依然として車両を1台販売するごとに30,000~40,000ドルの損失を出し続けているんだ。これらの企業の財務状況は不安定で、完全に詐欺的な技術やエンジニアリング、劣悪なサプライチェーンなどの問題を抱えている。だから現実が追い付くのは時間の問題だったんだ。結局のところ、「潮が引いたときにのみ、誰が裸で泳いでいたかが分かる」ってやつだ。




・とある新興EVメーカーが、Tier1のサプライヤー(自動車メーカーに部品を納入している会社)にアプローチしていたのを覚えているよ。彼らはクルマの一部分だけでも設計、検証、製造するのがいかに大変なのかに驚いていたんだ。エンジンがなければ仕事の90%は終わっているとでも思ってたんだろうな。他の多くのスタートアップもこれに続き、以前と同じ結果になったんだ。




・なぜ苦しんでいるかって?50,000~100,000ドルのクルマは高級車とみなされるんだ。50,000ドル以上のクルマを買える人は多くはない。




・我々がいる時代は1990年代のパソコンが普及しつつあった時代と似ている。10~20年もすれば、自動車業界全体は今とは全く違うものになるはずだ。
 ↑そう、まさに!すべての企業が破産し、はるか昔に部品やソフトウェアの製造を中止したため、10年後にはEVは存在していないだろう。的を射ているね!




・これは、株式投資がなぜ非常に難しいのかを示す一例だ。どんなに素晴らしいストーリーやアイディアがあったとしても、それが実現する保証はゼロだ。




・これは驚くべきことでも新しいことでもない。新たなタイプの製品がリリースされるたびに大量の新興企業が登場するけど、そのほとんどは失敗する。同じことは何十年も前にICE車でも起こっているよ。




・自分は1990年代にシアトルでテクノロジーブームを経験したが、多くのスタートアップ企業が破産していたよ。




・いろいろな理由があるだろうけど、あらゆるメーカーで使用できる標準化された充電プラグがないことが何よりの問題だ。それぞれの自動車メーカーに独自のガソリン給油用ノズルがあったらと想像してもらえれば分かると思う。




・資本障壁が高いことに加えて、市場は一般的に考えられるほど大きくないという事もある。米国ギャラップ社の調査によると、EVを所有しているか、真剣に購入を考えている人は全体の6分の1しかいなかった。3分の1はEVの購入を検討していて、そこりの2分の1はEVの購入を検討していないと答えていた。コストと性能の大幅な進歩をすぐにでも達成できない限り、EV市場は飽和状態に近づいている。




・CO2排出量の点ではEVの方が環境に優しいというのは確かだ。でもEVを動かすための電気はどこから来るんだ?それにバッテリーの製造は環境を破壊するし、産業廃棄物も生み出す。異常気象におけるEVの限界は言うまでもないだろう。




・残念ながら、EVを購入する消費者よりもEVメーカーの方が多い。クルマの生産台数を無限に増やすことができると考えるのは合理的ではないな。




・これは画期的なジャーナリズムだ。




・アーリーアダプター市場はほぼ飽和状態にあり、もはや売り上げを伸ばすことはできない。より「普通」の消費者は、洗練されてはいるが高価ではない製品を求めている。EVメーカーは当初から十分な下調べをしていなかった。いくら投資をしても売り上げと純利益が減少したままでは生き残ることはできない。




・全ての新興EVメーカーは苦戦している。人々はこれまでクルマを作った事のないメーカーのクルマに飛びつくわけはないからね。