GM系の低価格ブランド「GEO(ジオ)」にOEM供給され、トラッカーの名前で販売されていた1995年式のスズキエスクードに対する海外の反応です。












↓↓↓以下、海外の反応↓↓↓





・このクルマについてはは年寄り達が「それってすぐ横転するクルマだよな」って言いがち。
 ↑そして、同世代のフォードエクスプローラーにも同じ問題があったよって言うと逆ギレするんだよね。
 ↑ガールフレンドがこの動画のサムネを見て、「あ、これうちのお父さんがひっくり返したやつだ」って言ってたよ。




・90年代当時はこんなクルマの事は気にもかけなかった。でも今、巨大なSUVやピックアップトラックなどのモールクローラー(本来の使い方をせず、ショッピングモールでの買い物くらいにしか使われていないSUVやトラックのこと)が溢れかえる地獄のような光景の中、このクルマは自分を笑顔にさせてくれる。この小さなビターラ(エスクードの海外での名前)に乗りたいな。
 ↑ハイスクール時代に1987年式のスズキサムライ(ジムニーの北米版)を持ってた。当時、自分はこのクルマの事をサムライのアホみたいな従兄弟だと思ってたんだ。でも今改めて見直してみると、それは90年代に適応したサムライの論理的進化だったと思う。今すぐにでも1台欲しいよ。




・今でもカナダ北東部でジオトラッカーは結構な台数が生き残っている。これはクレイジーだね。一部は敷地内の除雪用に改造されていて、タイヤの代わりにキャタピラが付いているのを見たこともあるよ。でもほとんどは90年代当時のままの姿だね。
 ↑自分が住んでいるニューブランズウィックのあたりでは、一時期このクルマはサイドバイサイド(二人乗りのバギーのこと)の原型みたいな使われ方をしていたよ。2002年から2009年まで自分はダートバイク少年だったんだが、完全ノーマルのジオトラッカーを持ってきてATV用のトレイルを走っている人をよく見かけたよ。このクルマはどんな道でも通り抜けることができたし、道幅の狭い場所も走れるほどに小さかった。残念ながら、このあたりではほとんどがサビて朽ちてしまったようだ。




・友達と一緒に、このクルマにヴィンテージのビュイックのV6エンジンと350用のトランスミッションをスワップしたことがある。冷却関係の問題を解決したら、こいつはトレイルモンスターになったよ。4WDでダートを走っていると、こいつは穴を掘ってもそこから飛び出してくるんだ。車体は白で、ボンネットとドアにハローキティのグラフィティを入れてあった。かなりの数のロードウォーリアーに恥をかかせてやったよ。
 ↑外径29インチのタイヤとデフロックを装備しただけのほぼノーマル状態でも、こいつは非常に優れたオフローダーだったよ。
 ↑ハローキティのロードランナー…
 ↑ここオーストラリアでは、こいつにビュイック3800をスワップするのが定番だったな。




・"男らしさ"について述べていたが、そこでピックアップトラックがいかにして40,000ドル以上もする戦車みたいなものになってしまったかを思い出した。かつては20,000ドルも出せば、余分な機能がなく、優れたエンジンを搭載した実用性100%のピックアップトラックが買えた。クルーキャブとかパワーウィンドウとか、タッチスクリーンなんてものは一切なかったんだ。あくまでトラックだからな。最近のトラックは、サイズの点においてはうちの父親のピックアップトラックを小さくすることに成功したけど、その分牽引できる重量も低くなってしまった。
 ↑このクルマが最初にリリースされた時、ベース価格はたったの15,000ドルだった。そしてその正体は、デフロックと少し大きめのタイヤを備えた有能なオフローダーだったんだ。外径29インチのタイヤは、リフトアップなしでもうまく収まったんだ。




・小さい頃、父親がこのクルマを持ってたよ。ここイギリスではスズキビターラとして販売されていたんだ。色はレッドで、ラグトップ付きの5MTだった。ワイドなフェンダーとワイドなホイール、それからフロントにブルバーが付いていたね。ファットボーイキットって呼ばれてたと思う。妹と自分はそのクルマが大好きで、特にオープンにしてリアシートに座るのが大好きだった。当時うちにはデカい猫がいて、ラグトップをたわませてルーフで昼寝してたっけな。冬場に駐車場が凍結すると、父親は我々を連れ出して、2WDにして氷の上を滑らせて遊んだんだ。楽しい思い出のあるクルマだよ。




・今でもこういう小型オフローダーがあるといいのになぁ。
 ↑スズキがジムニーをここで販売できるようにしてくれたら大儲けするだろうけど、おそらくアメリカの衝突安全基準を満たすには小さすぎるだろうな。公道走行可能なマヒンドラのロクサーを手に入れた人もいるけど、その価格だとまともなTJラングラーを買ってちょっとしたカスタムができる。




・ここポルトガルでは、90年代にはこのクルマはパンよりもありふれた存在だったよ。




・ここギリシャではスズキビターラだったな。99.9%が5MTだった。ハンター達はこの破壊不可能なクルマがお気に入りだったんだ。スズキサムライやジムニーに次ぐ存在だったね。




・これは自分にとって実現可能な憧れのクルマだ。このモデルの、できれば状態のいいMT車を手に入れて、きちんとメンテナンスをして、世界のあちこちに連れて行きたいと思ってる。




・この個体はとてもよく整備されているね。その辺で見かけるジオトラッカーの99.999999%よりも状態がいいみたいだ。オーナーに敬意を表するよ。




・ここエクアドルでは2013年に生産が中止されてしまったんだ。自分もこれを持っているが、22年落ちで走行距離は400,000kmだ。中南米ではこのクルマはとても愛されているんだ。




・初めて運転したのはこれと同じモデルのスズキビターラのMT車だった。休みの日はここポーランドのオフロードを走って楽しんだもんだよ。ギアレバーとトランスファーの切り替えレバーを駆使して走り回るのは、とても楽しいし男らしいことだと感じたよ。




・このジオトラッカーは、90年代に女子大生や貧乏な兵士が乗るクルマだった。
 ↑90年代に金のない兵士が乗りがちだったはポンティアックグランダムじゃない?




・ソフトトップ付きのジオトラッカーをちょうど手放した所だった。オフロードで3年ほど酷使したんだが、買った時よりも高い値段で売れたよ。Facebookのマーケットプレイスで売りに出してたんだけど、来るオファーはどれも「娘のために買う」というものだったな。これはとても可愛いし楽しいクルマで大好きだった。Jeepとは真逆のクルマだけど、オフロードではJeepに追いつくことだってできるんだ。




・母親が以前、ブラックのソフトトップのトラッカーを持ってた。とても気に入って乗ってたんだけど、ルーフを切り裂かれてラジオを盗まれるというのが2回あったな。父親は後部座席の後ろのわずかなスペースにスピーカーボックスを作り、まともな音を出させようとしてた。でこぼこな道を走る時、友達と一緒に後部座席で跳ね回って楽しかったのを覚えているよ。




・個人的には、このジオトラッカーはSUVというよりも「ヘビーデューティーカー」だと思う。自分はハイスクールの時から好きだったんだ。これはタフで燃費が良くてお買い物に使えるクルマでありながら、農機具を引っ張ったりクレーターだらけの未舗装路を走ったりできるようなクルマでもある。自分がこのクルマを大好きな理由は、速さではなく耐久性を重視するという、独自のタフ&ユーティリティーな世界に属しているからだ。




・1996年式のラグトップのを持ってる。オープンにして乗ってるよ。このクルマは大好きだ。運転するのがとても楽しいんだ。




・理由はうまく言えないが、自分はずっとこのクルマが好きだったよ。このクルマから伝わってくる誠実さのせいなのかな。




・18歳の時、1,200ドルで買ったジオトラッカーに乗ってた。1年間、コロラド中を走り回ってたよ。キャンプや登山、スキー旅行を楽しんでた。でも3人乗って装備を積むと少しきゅうくつだったな。インターステート70号線で吹雪に見舞われた時も、ゆっくりだったけど安全に家まで帰ってくる事ができたんだ。今まで乗ったクルマの中では一番楽しかった。あのクルマが懐かしいな。