当サイトにお越しの諸賢には解説不要でしょう。F31レパードをベースにハンドメイドのアルミボディ&カーボンボンネットを載せたクルマです。

ドライブトレインとエンジンユニットを載せたシャーシをイタリアのザガートのファクトリーに送り、内外装を仕上げた後に日本に送り返され、電装系などを仕上げて販売されていたそうです。1,780万円という価格にもなるわけです。バブリー…



全長×全幅×全高(mm):4,370×1,800×1,345
ホイールベース:2,615mm
車両重量:1,560kg
エンジン:V型6気筒DOHCターボ(VG30DET)
排気量:2,960cc
出力:280PS/6,000rpm、41.0kg・m/2,800rpm



1983年にはドアミラー規制は緩和されていたと思いますが、1989年デビューのこのクルマはフェンダーミラーを採用しています。ボディに組み込まれるようなフェンダーミラーは、このクルマの一番の特徴といえるでしょう。

ちなみに、ヘッドライトとウインカーはS13の流用だそうです。












↓↓↓以下、海外の反応↓↓↓






・自分はオーストラリアに住んでて、このオーテックザガートステルビオの赤いのを持ってる。すっかり忘れ去られているから、まさかYouTubeで認知されるとは思わなかった。奇妙なクルマを見つけてくれてありがとう!




・奇妙なミラーの配置とソリッドなデザインのホイールは、空気力学を考えてのことだろうな。こういうホイールは空気抵抗が命取りになる現代のEVでもたまに見るけど、問題はミラーだ。ドアミラーは、空気抵抗や乱流、風切り音の発生の元になる。このデザインなら、空気抵抗やノイズを気にせず、日本の伝統に従ってミラーを配置することができる。まあ実際にうまく機能するかはわからないけどな。
 ↑ここにミラーがあると、ミラーをチェックするためにフロントガラスから目を離す必要がなくなるよね。自分が考え付く唯一の利点だ。




・工学部の学生として、このホイールにある穴は、ホイールの内側から空気を排出するためのものだと思う。これによって圧力を逃がしているんだろうな。




・正直言って、自分はこのクルマのルックスが大好きだ。10,000%サイバーパンクなクルマだ。
 ↑確かに。ブレードランナーのセットから出てきたみたいだ。
 ↑車輪なしで走るみたいなやつな。




・ディテールを見ていくと奇妙の連続だけど、クルマ全体の基本的な形を見るととてもナイスで、80'sのものとしては実にモダンだ。なんとなくスバルSVX(初代アルシオーネ)を思い出させるね。




・このオーテックザガートステルビオは本当にクールだ。80年代のレトロフューチャーなクルマだよ。SF映画から出てきたみたいで、他のどこにもこんなのはない。




・ホイールが左右逆なんじゃないの?ホイールのNACAダクトはブレーキに外気を導入するためみたいだけど、これだと回転方向が逆じゃないかな。
 ↑これはバキュームのためだ。普通のクルマは、ホイールに風が当たったとしてもただ通り過ぎていくだけだ。だから、このような開口部から空気が吸い出される方がいいんだよ。




・1980年代後半から1990年代前半は、間違いなく日産の黄金時代で、実際に購入可能な最もクールなクルマを製造していた。それ以来、日産が全てを失ったのをみるのは悲しいね。今では、三菱が設計したOEM車や軽カー、エコノミーカーを売ることでで満足しているんだもんな。




・自分は奇想天外なクルマが大好きなんだ!ユニークなスタイルとデザインが際立つオーテックザガートステルビオも例外ではないよ。




・このホイールはいいな!スポークだらけのアルミホイールよりも掃除が簡単そうだ。




・すごいクルマだ。もっと多くの企業が、こういうリスクのあるデザインを発表すればいいのに。




・このオーテックザガートステルビオってやつは、自分が今まで目にした中で一番奇妙なクルマかもしれない。




・アセットコルサのMODが登場するまで、自分はこのクルマの存在を知らなかったよ。それ以来目が離せなくなった。マジで気に入ってるよ。




・このホイールによって、ブレーキからの熱い空気が吸い出される。ミラーと共に、これは空力的にクールなアイディアだ。実際、今のドアミラーの配置はそれほど理想的なものではないからね。どこか別の世界では、このクルマのミラーのデザインがスタンダートになることも考えられるよ。




・イギリスのクルマも、昔はフロントフェンダーにバックミラーが付いていた。おそらく、日本はそこから着想を得たんだろうな。




・マジでイカれたクルマだな。1989年式だけどシングルターボっていう所が気に入った。見た目は奇妙だけど、ザガートが手掛けるクルマはだいたい奇妙だもんな。こいつは今でも、さまざまな面でクールだといえる。




・自分はオーテックバージョンの日産パルサーを持ってる。走行距離はまだ8万4千キロくらいだ。オーテックがコスメを提供するだけでなく、実際にクルマをチューニングしていた時代のものだ。このクルマは576台しか製造されていないみたいで、こいつに乗るのは至福だね。たぶん純正のままだと思うけど、やかましいクルマだからここニュージーランドでは警察に嫌われているよ。




・このクルマが速いことには驚かないよ。だって搭載されているエンジンは、日産300ZX(Z31フェアレディZ)でよく知られている3リッターV6ターボのVG30DETなんだからな。




・ミラーとそのカウル以外はクールだと思う。少なくとも自分としては、ミラーが他のすべてを台無しにしているように見える。




・高いクルマなのに、ボディパネルの隙間が大きい所が気に入った。





サイバーパンクというか、レトロフューチャーというか…