北米専売車種で、ホンダのリッジラインというピックアップトラックがあります。J35A型の3.5リッターV6シングルカムに9速ATを搭載し、280PS/6,000rpm、355Nm/4,700rpmを発揮するミドルクラスのピックアップトラックです。
他の競合車種と違い、このクルマはビルトインラダーフレームを採用しています。モノコックとラダーフレームを合わせたような造りですね。これにより乗用車並みの快適性を得ることができます。サスペンションは前ストラット、後マルチリンクなので、ソリッドアクスルの一般的なピックアップトラックよりも乗り心地は良さそうです。
そしてちょっとびっくりなんですが、駆動系式は4WDとFFが選べるそうです。もはやSUVというか、CR-Vのでっかい版みたいですね。
しかしSUVライクで扱いやすい反面、けん引能力や強度などでは劣ることもあり…
↓↓↓以下、海外の反応↓↓↓
・ほとんどのピックアップトラックのオーナーはこれで十分じゃないかな。
↑けん引に使用するとなるとどうかな。ユニボディ構造のクルマじゃちょっと頼りないよ。
・初代リッジラインに乗っていたことがある。オフロード性能には驚かされたよ。AWDシステムはちゃんと機能した。タンドラ4×4のTRDバージョンで登れなかった堤防を登った事さえある。バンパーくらいの深い雪でも平気で走れたよ。
・ホンダパイロット(3.5リッター級のSUV。でっかいCR-Vみたいなクルマ)ベースのトラックだから、乗り味はパイロットみたいなものだよ。
・このクルマの素晴らしい所は、テールゲートと荷台の下の収納だな。
↑出張整備をしているから、このリッジラインが気に入ったよ。このストレージはとても便利に使えそうだ。それに燃費もまともそうだしね。
・何週間かトヨタタコマに乗って、その後にこのリッジラインを買ったよ。もっと人気が出てもいいと思うけどな。タコマよりリッジラインの方が快適だし。
・2019年式のリッジラインスポーツのオーナーとして、この黒樹脂のフェンダーフレアはやり過ぎだと思った。フロントエンドのアップグレードはまともだけどね。自分としては、リッジライン以上に気に入るクルマが見つからないよ。機能がたくさんあるし、乗っていて楽しいし。
・新車で買った2006年式のリッジラインに今でも乗ってる。自分は牧場主でも建設労働者でもないから、このクルマでも十分だよ。しかし、ベッド下の収納をクーラーボックス代わりにしたことはなかったな。
・自分の2018年式リッジラインはちょうど8万キロを過ぎたところだ。今までに所有した中で一番多目的に使えるクルマだ。燃費は12km/lで、自分がやりたいと思った事はなんでもできるクルマだよ。冬場のハンドリングは申し分ないし、ボートのけん引もできる。いつもこのクルマに感心しているよ。
・これはかっこいいな。隠しトランクが気に入った。いかにもホンダらしいね。
・今2台めのリッジラインに乗ってるよ。これは買う価値のあるピックアップトラックだ。乗り心地も走りも良いし、コスパが最高だ。万人向けではないけど、すばらしいオールラウンダーだね。
・このエンジンは北米版オデッセイやパスポート、前のモデルのアキュラTLXにも搭載されている。スクリーンとリアシートの背もたれはパイロットので、インテリアはほぼパイロットのものだ。
・何回も言っているが、これこそホンダがエレメントを復活させるべき理由なんだ。ちょっとオフロード方向に振ってやれば、爆発的なヒット間違いなしだよ。
↑初代リッジライン、S2000、エレメントがラインナップしていた頃はホンダの黄金時代だね。
・まあ、このクルマはオフロード色が薄いから、スポーティーな方向に振るのもいいよな。そうすれば、群を抜いて最も実用的なスポーツトラックになるだろうね。フォードF150 SVTライトニングみたいなやつ。
・ホンダリッジラインは、SUVの進化の輪を一周させたようだ。最初のSUVは、ピックアップトラックの荷台を覆って、シートを追加したものだったからね。このリッジラインは、SUVのプラットフォームを使って作ったトラックだ。
・折り畳み式のリアシートは素晴らしいけど、荷台へのパススルーの機能があればもっと良かったな。そうすれば、2×4材なんかを積むためのスペースが得られるのに。
・ニューヨークではよく見るトラックだね。それにはちゃんとした理由がある。自分は都市の建設労働者として、毎日のニーズに完全に適合するクルマを選ばなきゃない。フルサイズトラックより小さいから、駐車が簡単なんだ。日常生活がはるかに快適になったよ。
・この黒樹脂のフェンダーフレアは人道に反する犯罪だ。
↑どうせ1年経ったら色が褪せて見苦しくなる。自動車メーカーがこんなのを販売するなんてな。65ドルのeBayスペシャルじゃないか。
・このトラックが気に入ったよ。トラックっぽくないトラックだ。それなりの量の荷物を積むスペースと、小型SUV並みの乗り心地と機能性が手に入る。トレーラーをけん引したり、重い荷物を運ぶ人には向かないかもだけど。
・エゴのためにトラックが欲しいというのでなければ、リッジラインは素晴らしい選択肢となり得る。しかし、インフォテインメントシステムとメーター周りは他メーカーに後れを取っているね。
・このクルマのコスパの良さにびっくりした(管理人注:42,000ドルくらい)。
V6搭載でモノコック、そして独立サスを備える、SUVの延長線上にあるピックアップトラックですので、リジッドアクスルにV8搭載のトラックと比較するのはフェアではないかもしれません。
そこまでヘビーデューティーな使い方をしないのであれば、デイリーユースには快適なトラックだという事ですね。
そして、黒樹脂フェンダーを嫌う人がここにも…
Editors of Haynes Manuals
Haynes Manuals N. America, Inc.
2015-08-15
Haynes Manuals Inc
2013-07-01
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